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IR情報 アニュアル・レポート | 宝ホールディングス株式会社

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Academic year: 2018

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(1)

事業概況

(2017年3月期)

2

0

1

6

3

酎 調味

2

0

1

7

3

192,025

201,171

+85 +2,981

-1,374

+321 +8,265

-1,134

9,755

(百万円)

百万円

(百万円)

国内酒類市場における宝酒造のシェア

2016 2015 2013 2014

(3月期)

201,171

2017

(百万円)

百万円

192,025 190,089 182,306 176,946

201,171

2016 2015 2013 2014

(3月期)

2017

8,410 7,840

6,329 6,387

9,755

焼酎市場

2015年シェア 2016年シェア清酒市場

ソフト アルコール

飲料市場 2016年シェア

本みりん市場 2016年シェア

桜餅のようなほのかな甘い香りを楽しめる新タイプの甲類焼酎を発売

 近年、甲類焼酎でありながらも香りや味わいに特徴のある商品が人気を集めていることや、イン バウンド需要の高まりを受けて発売した 宝焼酎「NIPPON」は、桜樽 貯蔵熟成酒を3%使用し、 原材料の一部に焼酎ではめずらしい国産の桜葉を用いることで実現した桜餅のようなほのかな甘い 香りが特徴です。 次世代の日本を代表する甲類焼酎に育成すべく「NIPPON」と名付けた本商品で、 既存のユーザーだけでなく若年層をはじめとする幅広い新規ユーザーの需要を喚起するとともに、 これまでにない新しい価値を提案することで、甲類焼酎市場全体の活性化を目指します。

華やかな金箔入りのスパークリング清酒

「澪」<GOLD> を数量限定販売

アルコール度数9%の新フレーバーを発売

元祖 タカラcanチューハイ ブランドから、

  タカラcanチューハイ は1984年に発売された日本初の 缶入りチューハイで、その辛口で贅沢な味わいは30年以上 にわたって支持されています。

タカラ「料理のための清酒」シリーズに

「糖質ゼロ」タイプをラインアップ

  タカラ「料 理のための清 酒」<糖 質 ゼロ> は当社独自の酵母の働きにより、

糖質ゼロ でありながら、うまみ成分を 約20%アップ※した 食塩ゼロ 、国産米

100% の料理用清酒です。

 近年の健康志向を背景に、糖質制限・ 減塩レシピに最適な調味料のニーズは 高まっており、本商品の発売によりおい しく健康的な食生活を応援するととも に、タカラ「料理のための清酒」のさら なるブランド育成に努めます。

松竹梅「天」エコパウチが

容器包装簡素化大賞『特別賞』受賞

 北海道容器包装の簡素化を進める連絡会※が主催する容器

包装簡素化大賞2017で 松竹梅「天」900mlエコパウチ が 『特別賞』を受賞しました。これは、ごみ減量・資源の節減・

TOPICS

宝酒造グループ

エネルギーの削減につなが る容器包装の簡素化を実践 している商品を表彰するもの で、同商品は、本体・キャップ ともプラスチック資材で分別 の必要性が無く、また、小さ く丸めて回収に出せる点が 評価されました。

 今回発売した タカラcanチューハイ <ドライ> は、アルコール度数9%の 飲みごたえと、糖質ゼロ・プリン体ゼロ のキレのある味わいが特徴。近年人気 の高まる辛口チューハイゾーンでの 存在感をさらに高めていきます。  クリスマスや年末のパー

ティーシーズンに合わせ、金 箔入りの 松竹梅白壁蔵「澪」 <GOLD(ゴールド)>スパーク リング清酒 を数量限定で発売 しました。キラキラと金箔が 舞う贅沢で華やかな商品で、 ちょっとした贈答品にも利用 できるよう、専用カートンを 採用。「澪」ブランドの認知拡 大と、新たなファンの獲得に つなげていきます。

※ 関係省庁・地方自治体や流通企業、消費者団体などで構成された、 容器包装の簡素化を通じて循環型社会の実現と地域環境の保全 を図ることを目的とした団体

※ 2017年3月期の事業セグメントで記載しています。

 焼酎では 宝焼酎「NIPPON」を発売するなど新たな需要の 開拓に努めましたが、市場縮小の影響から減収となりました。 清酒では 松竹梅白壁蔵 「澪」<GOLD>スパークリング清酒 を はじめとする新商品の投入により売上の拡大を図りましたが、 円高の影響により海外での売上高が減少したこともあり、ほぼ 前期並みとなりました。ソフトアルコール飲料は、タカラ「焼酎 ハイボール」が引き続き伸長したことに加え、新発売の タカラ canチューハイ<ドライ> などの寄与もあり、増収となりました。

調味料では、本みりんは減少しましたが、料理清酒を中心とする その他調味料が好調に推移し、増収となりました。海外日本食 材卸事業では、既存の卸会社の売上高が順調に拡大したことに 加え、ポルトガルのケタフーズ社と米国のミューチャルトレー ディング社が連結に加わったことで、大幅増収となりました。  以上の結果、宝酒造グループ全体の売上高は前期比4.8% 増収の2,011億71百万円、営業利益は前期比16.0%増益の 97億55百万円となりました。

売上高 営業利益 2017年3月期の売上高増減要因

ソフトアルコール飲料、海外日本食材卸事業が牽引し、増収増益

宝酒造グループ

(酒類・調味料事業)

焼酎 清酒

ソフトアルコール飲料 調味料

海外日本食材卸 その他

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

28.8 % 12.3 % 15.3 % 12.3 % 14.4 % 16.8 %

宝酒造

12.4

%

宝酒造

9.3

%

宝酒造

10.7

%

宝酒造

55.4

%

データ出所:日刊経済通信社公表値より

当社推計 データ出所:日刊経済通信社 データ出所:醸造産業新聞社 データ出所:当社推計

宝焼酎「NIPPON」

松竹梅白壁蔵「澪」<GOLD>スパークリング清酒 タカラcanチューハイ<ドライ>

タカラ「料理のための清酒」<糖質ゼロ>

※ 当社清酒比

(2)

2

0

1

6

3

2

0

1

7

3

29,729

29,375

(百万円)

百万円

(百万円)

2016 2015 2013 2014

(3月期)

2017

(百万円)

百万円

2016 2015 2013 2014

(3月期)

2017

遺伝子医療事業において、3つのプロジェクトで国内臨床試験を開始

腫瘍溶解性ウイルスHF10

大塚製薬と独占的ライセンス契約を締結、悪性

黒色腫を対象とした国内第

相臨床試験を開始

 タカラバイオは、大塚製薬株式会社と腫瘍溶解性ウイルス HF10の日本国内における、開発および販売に関する独占的 ライセンス契約を2016年12月に締結しました。今後両社は、 膵がんなどのがんを対象に、HF10の再生医療等製品として の上市を目指し日本での臨床開発を進めます。開発製品は 大塚製薬が日本国内で独占的に販売し、タカラバイオは臨床 試験用および市販用の製剤を製造し、大塚製薬に有償供給 します。

 一方、タカラバイオが取り組んできた悪性黒色腫を対象と するHF10の臨床試験についても引き続き実施し、第Ⅱ相 臨床試験を日本国内で進めています。

CD19・CARプロジェクト

 国内第

/

相臨床試験を開始

 急性リンパ芽球性白血病(ALL)患者を対象とした、キメラ抗原受容体(CAR)を用いた遺伝子治療の第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験を日本国 内で開始しました。

 本試験では、成人ALL患者を対象とし、がん化したリンパ球の表面に発現するタンパク質であるCD19を認識するよう開発した CAR(CD19・CAR)の遺伝子を、被験者のリンパ球に体外で導入し、その遺伝子導入細胞を患者に投与した際の安全性や有効性 などの評価を行います。今後早期の承認に向けてCD19・CARプロジェクトを推進し、日本国内で2021年3月期の承認取得を目 指しています。

NY-ESO-1・siTCRプロジェクト

国内第

/

相臨床試験を開始

 滑膜肉腫を対象としたNY-ESO-1・siTCR遺伝子治療の 第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験を日本国内で開始しました。

 本試験では、がん抗原であるNY-ESO-1抗原を認識す るTCRの遺伝子を被験者のリンパ球に体外で導入し、そ の遺伝子導入細胞を被験者に投与した際の安全性や有効 性などの評価を行います。当社は既にカナダにおいて固形 がんを対象としたNY-ESO-1・siTCR遺伝子治療の第Ⅰb相 臨床試験を開始しており、国内およびカナダの臨床試験に より安全性・有効性などのデータを取得していくことで早期 の承認を実現し、日本国内で2021年3月期の承認取得を 目指しています。

TOPICS

タカラバイオグループ

 バイオ産業支援事業では、主力の研究用試薬や理化学機器が、 海外における現地通貨ベースでは増収となったものの、円高の 影響で減収となりました。受託サービスの売上高は増加しまし た。遺伝子医療事業では、腫瘍溶解性ウイルスHF10に関する 収入として、5億円が発生しました。医食品バイオ事業では、 健康食品およびキノコ関連製品の売上高が減少しました。

 以上の結果、タカラバイオグループ全体の売上高は前期比 1.2%減収の293億75百万円となりました。

 利益面では、販売費及び一般管理費において米国での 株式取得関連費用が発生したものの、品目別の売上構成の 変化などにより原価率が低下したため、営業利益は前期比 20.1%増益の32億2百万円となりました。

売上高 営業利益

1,691 1,954 2,302

2,667 29,729

25,969 23,905 20,564

3,202 29,375

2017年3月期の売上高増減要因

円高の影響で減収となったものの、原価率の低減により増益に

宝ヘルスケア

(健康食品事業)

 宝ヘルスケアでは、育成中のボタンボウフウ「イソサミジン」 シリーズは増加しましたが、主力のガゴメ昆布「フコイダン」シリー ズは前期並みとなり、また化粧品OEM関連製品が減少しました。  以上の結果、売上高は前期比5.3%減収の17億66百万円 となり、販売促進費や管理費が増加したため、営業利益は 前期比80.3%減益の12百万円となりました。

化粧品 OEM 関連製品の減少

などにより減収・減益に

※1 自社単独プロジェクト:タカラバイオ単独で承認申請まで開発を行うプロジェクト

※2 提携プロジェクト:他社との提携により共同開発を行うプロジェクト

※3 ALL:急性リンパ芽球性白血病

(百万円)

百万円

2016 2015 2013 2014

(3月期)

2017

(百万円)

百万円

2016 2015 2013 2014

(3月期)

2017

売上高

<主要製品>

・ ガゴメ昆布「フコイダン」 ・ ボタンボウフウ「イソサミジン」

営業利益

3,202

29,375

12

1,766

-22

21 38 64 1,865

1,652 1,424 2,008

12 1,766

+480 +500

-1,051 -176

-106

バイオ産業支援事業計

-747

タカラバイオグループ

(バイオ事業)

自社単独開発プロジェクト※1の計画

自社単独開発プロジェクト 対象疾患 現状 上市目標

HF10 siTCR CAR

NY-ESO-1 CD19・CAR

日 本 日 本 日 本

悪性黒色腫 滑膜肉腫 成人 ALL※3

第Ⅱ相臨床試験 進行中 第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験 治験届提出済 第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験 進行中

2019 年 3月期 2021 年 3月期 2021 年 3月期

提携プロジェクト※2の計画

提携プロジェクト

HF10

siTCR CAR

NY-ESO-1 MAGE-A4 CD19 ・ CAR

日 本 米 国 日 本 日 本 日 本

膵がん 悪性黒色腫 食道がんなど 食道がんなど 小児 ALL※3

第Ⅰ相臨床試験 開始準備中

第Ⅱ相臨床試験 終了、第Ⅲ相臨床試験 計画中 第Ⅰ相臨床試験 進行中

第Ⅰ相臨床試験 進行中 計画中

対象疾患 現状

バイオ産業支援 遺伝子医療 医食品バイオ

・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

90.5 % 1.7 % 7.8 %

(3)

コーポレートガバナンス

コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方

コーポレートガバナンスへの

取り組み

 当社は、「自然との調和を大切に、発酵やバイオの技術を 通じて 人間の健康的な暮らしと 生き生きとした 社会づくり に貢献します。」という企業理念のもと、日本伝統の酒造りの 発酵技術と最先端のバイオ技術の革新を通じて、食生活や 生活文化、ライフサイエンスにおける新たな可能性を探求 し、新たな価値を創造し続けることによって社会への貢献 を果たしています。

 2011年4月に公表した10年間の長期経営ビジョン「宝グ ループ・ビジョン2020」では、酒類・調味料事業を基盤とし、 バイオ事業と健康食品事業という有望な将来性のある成長 事業を有する独自の強固な事業ポートフォリオをベースと し、国内はもとより海外においても事業を伸ばし、さらに環境 変化に強いバランスのとれた事業構造を確立することを 目指しています。また、長期経営ビジョンを実現するための

具体的な実行計画として策定した3カ年の「宝グループ中期 経営計画2019」では、「海外売上高比率をさらに高めると ともに、国内外で抜け・モレのない商品と競争優位性をもった 商品を多数もつことで、他社に勝てる分野を数多く築き上げ、 どんな環境変化が起ころうとも収益を大きく伸長させること ができるバランスのとれた事業基盤を確立する」という基本 方針の下、売上高や営業利益、海外売上高比率といった業績 目標のほか、成長投資と適切な株主還元の実施によりROE の向上を目指す方針を公表しています。具体的には、営業 利益をベースとした「みなし配当性向30%※1」を目安とした

配当を行うとともに、自己株式の取得や政策保有株式の売却 にも、状況に応じた機動的な対応を図っていきます。  このように、長期経営ビジョンと中期経営計画を着実に実行 し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を遂げるため には、株主、顧客、従業員、債権者、地域社会などのステーク ホルダーの立場をふまえたうえで、透明・公正かつ迅速・果断 な意思決定を行うためのコーポレートガバナンス体制が必要 であり、「宝ホールディングス コーポレートガバナンスポリ シー※2」に定める具体的方針に則って取り組んでいきます。

報告 指示

※ タカラバイオ連絡会議は、タカラバイオ株式会社の業績・活動状況などの報告を目的としたものであり、同社の取締役会決議事項の事前承認などは求めておらず、 同社の自主性・独立性を妨げるものではありません。

株主総会

執行部門・グループ会社

監査役会 (5名)

(うち社外監査役3名)

代表取締役 (3名)

監査部

コンプライアンス委員会 内部統制委員会

総務部 (コンプライ

アンス委員会 事務局) グループ戦略会議

主な経営会議体(重要事項協議)

宝酒造 戦略会議

宝酒造 インターナショナル

戦略会議

監査部 (内部統制委員会

事務局)

選任・解任

選定・監督

招集

監査

監査 監査

選任・解任

連携 報告

連携

会計監査 連携

報告

報告 指示

報告

指示 指示 報告 報告 指示 内部監査

解任・不再任・選任 議案の決定

監視 監査

報告

指示 報告

選任

選任・解任

コーポレートガバナンス体制の模式図(2017年7月3日現在)

指示 報告

 当社は、経営戦略の策定・遂行を通じ、各事業子会社の業務 執行の監査・監督を行うためには、各事業に関する高度な専門 知識と豊富な経験を持つ取締役が経営の意思決定を行い、 業務を監督するとともに、株主を含むすべてのステークホル ダーの視点に立脚する幅広い見識をもった独立性の高い 社外取締役および社外監査役が業務の執行の監査・監督に 関与することで経営に対する監督機能が強化されるものと の考えから監査役設置会社の体制をとり、これにより取締役 に対する実効性の高い監督を行うこととしています。  また、「グループ会社管理規定」を制定し、持株会社として、 グループ各社の独自性・自律性を維持しつつ、「グループ戦略 会議」をはじめとする経営会議体を通じて 各社の経営上の 重要案件の事前協議や報告を義務付け、業務執行を監督しな がら適切なリスクテイクを支える体制をとることとしています。

 当社は、社外役員5名のうち、社外取締役籔ゆき子氏 および吉田寿彦氏ならびに社外監査役北井久美子氏の3名 について、当社の定める「社外役員の独立性判断基準※」に

より、一般株主との利益相反の生じるおそれがなく、独立 性を備えた者であると判断したため、独立役員として指定 しています。

独立役員の選任理由と取締役会および監査役会への出席状況(2017年3月期)

氏名 選任理由 取締役会への出席 監査役会への出席

籔 ゆき子 (社外取締役)

パナソニック株式会社において要職を歴任しており、その幅広い見識 ならびに一般消費財製品の企画・開発、市場調査・分析、マーケティング などに関する豊富な経験と実績が、当社の経営体制の一層の充実に 反映されると判断したためです。

12回中12回 ̶

国税庁などにおいて要職を歴任しており、その幅広い見識ならびに 税務に関する豊富な経験と実績が、当社の経営体制の一層の充実に 反映されると判断したためです。

吉田 寿彦

(社外取締役) 7回中7回 ̶

労働省入省後、静岡県副知事を務めたことがあり、その後も厚生労働 省などにおいて要職を歴任しており、その幅広い見識ならびにこれ までの豊富な職歴による経験と実績が、当社の監査体制の一層の充実 に反映されると判断したためです。

北井 久美子

(社外監査役) 12回中11回 14回中14回

コーポレートガバナンス体制

 当社の取締役会は9名で構成され、うち2名が社外取締役 です。社外取締役については、持続的な成長と中長期的な 企業価値向上のために、2016年6月開催の第105回定時 株主総会における決議を経て、複数選任体制としました。  また、経営環境への迅速な対応、取締役の経営責任の明確

化のために、取締役の任期は1年としています。

 取締役会の実効性についてはその運営面を中心として 評価を行っており、その概要については当社ウェブサイト※

などで開示しています。

取締役および取締役会

独立役員の選任状況

 当社の監査役会は5名で構成され、うち3名が社外監査 役です。当社の監査役および監査役会は、その役割および 責務の遂行について、独立した客観的な立場から適切な 判断を行うこととしています。

 また、監査役は、取締役会や各種の重要な経営会議への 出席や経営陣および内部監査部門等との意見交換の場など を通じて、会計監査や業務監査を適切に行うだけではなく、 必要と判断したときは、経営陣に対して様々な提言を行う こととしています。

監査役および監査役会

※1 みなし配当性向=配当総額/(連結営業利益(1−法定実効税率))

※2 当社ウェブサイト「コーポレート・ガバナンス」参照

http://ir.takara.co.jp/ja/Management_index/CorporateGovernance.html

※ 当社ウェブサイト「コーポレート・ガバナンス」参照

http://ir.takara.co.jp/ja/Management_index/CorporateGovernance.html

※ 「宝ホールディングス コーポレートガバナンスポリシー」に記載

タカラバイオ

連絡会議※

取締役会 (9名)

(4)

役員報酬

 取締役および監査役の報酬については、株主総会で決議さ れたそれぞれの報酬総額の限度額の範囲内において、取締役 会で承認された「役員報酬内規」に基づいて決定しています。 取締役の報酬額は、役職位に応じた役付部分(固定報酬額)と、 役位ごとの基準金額をもとに各取締役の前期の業績評価の 点数に応じて決定される業績評価部分(業績連動報酬額)か らなり、業績評価部分の取締役個々の業績評価は、社長が 他の代表取締役と協議して行うこととしています。また、監 査役の報酬額は、監査役の協議により決定しています。  「役員報酬内規」の改定は、取締役に関する部分は取締役 会の決議、監査役に関する部分は監査役の協議を経るもの としています。

 宝グループでは、誠実で公正な企業活動を確保するため、 社長を委員長とした「コンプライアンス委員会」を設置し、 グループ全体のコンプライアンス推進体制の強化を図って います。そして、「宝グループコンプライアンス行動指針」に 基づき、グループ各社が適正に法・社会倫理を遵守し、危機 管理に対応することで、宝グループ全体が企業の社会的責任 を果たし、企業価値を向上させることを目指しています。  法令違反や不正行為を発見した場合の通報窓口として 設置している「ヘルプライン」には、社内(総務部)と社外 (第三者機関)の二つの窓口を設け、相談者が不利益な取り 扱いを受けることがないよう、「公益通報者保護法」と「ヘルプ ライン規程」に基づいて運用されています。寄せられた通報 に対しては、秘密保持に十分に配慮したうえで調査し、確認 された事実関係に基づき適切に対応しています。

コンプライアンス

社外取締役メッセージ

 当社は、2007年6月28日開催の当社第96回定時株主総会 における承認可決により、当社および当社グループの企業 価値、ひいては、株主の皆様の共同の利益を確保し、また は向上させることを目的として、当社取締役会の事前の 賛同を得ずに行われる当社株券等の大規模な買付行為に 対する対応方針(買収防衛策)を導入しました。

 その後、2010年6月29日開催の当社第99回定時株主総会 および2013年6月27日開催の当社第102回定時株主総会 において、買収防衛策の一部変更および継続についてそれ ぞれ承認可決されていましたが、今般、その有効期間が 満了することを機に、新たに独立委員会を設置するなど内容 を一部変更することを2016年5月9日開催の当社取締役会 において決議し、2016年6月29日開催の当社第105回 定時株主総会において承認可決されました。

 その内容については、当社ウェブサイト※ならびに有価証

券報告書に掲載しています。

当社株券等の大規模な買付行為に対する

対応方針(買収防衛策)について

 宝グループでは、平時より職場を総点検し、リスクを洗い 出すことで、優先順位を付けながらリスクの顕在化防止と 軽減に努めています。こうした活動は毎年繰り返し実施し、 その結果をコンプライアンス委員会で報告しています。  また、人命・身体に危険が及ぶおそれのある事態、企業の 信用や資産に重大な影響が及ぶおそれのある事態などが 発生した場合は、緊急対策本部を設置するとともに、各部署 が連携し、迅速かつ的確に対応します。

 一方で、大規模地震の発生を想定し、事業継続計画(BCP : Business Continuity Plan)を策定しています。具体的に は、自家発電装置導入による生産拠点での電力確保や情 報伝達の確実性向上、被災時のバックアップオフィスの準 備などに対応しているほか、計画に基づく訓練の実施によ り実効性を確認しています。

リスクマネジメント

(注)1. 取締役の報酬などの額には、使用人兼務取締役の使用人分の給与は 含まれていません。

2. 取締役の報酬限度額は、固定報酬額については、2017年6月29日 開催の第106回定時株主総会において年額136百万円以内(うち社外 取締役分20百万円以内)、業績連動報酬額(社外取締役以外の取締役 を対象)については、2015年6月26日開催の第104回定時株主総会 において年間につき前事業年度の連結営業利益の1%相当額以内 (ただし、これらの額には使用人兼務取締役の使用人分の給与は含ま ない)と決議いただいています。また、監査役の報酬限度額は、2017年 6月29日開催の第106回定時株主総会において、年額120百万円以内 と決議いただいています。

3. 当期末現在の取締役は9名(うち社外取締役2名)、監査役は5名(うち 社外監査役3名)です。上記の取締役および監査役の人数と相違して いるのは、上記には、2016年6月29日開催の第105回定時株主総会 終結の時をもって退任した取締役2名が含まれているためです。

取締役および監査役の報酬など(2017年3月期)

取締役

(うち社外取締役) 役員区分

対象人数 対象人数 総額(百万円)

業績連動報酬額 固定報酬額

総額(百万円)

合計 (百万円)

監査役

(うち社外監査役)

合計

(うち社外役員)

11名

(2名)

5名

(3名)

16名

(5名)

84

(5)

40

(21)

125

(27)

9名

(­)

­

(­)

9名

(­)

73

(­)

­

(­)

73

(­)

158

(5)

40

(21)

199

(27)

当社の上場子会社タカラバイオについて

コーポレートガバナンスに

重要な影響を与えうる特別な事情

 2017年3月31日現在、当社は、タカラバイオ株式会社 (東証一部、コード番号4974)の議決権の60.9%を所有する

親会社であり、当社と同社の関係は以下の通りです。

① 当社グループにおけるタカラバイオ株式会社の位置付け

タカラバイオ株式会社は、2002年4月1日に、物的分割の 方法により当社の100%子会社として設立しました。その 後、当社の議決権所有比率は、同社による第三者割当増資、 公募増資、新株予約権付社債の発行などにより、現在の議決 権所有比率となっています。

 2017年3月31日現在、当社グループは、当社、子会社62社、 および関連会社3社で構成され、その中でタカラバイオ 株式会社はバイオテクノロジー専業の事業子会社として位置 付け、当社グループとしてバイオ事業を推進しています。

② 当社のグループ会社管理について

タカラバイオ株式会社についても、前述の「グループ会社 管理規程」を適用し、同社の取締役会において決議された事項 等の報告を受けていますが、取締役会決議事項の事前承認 などは求めておらず、同社が独自に事業運営を行っています。  また、「グループ戦略会議」、「タカラバイオ連絡会議」など の会議体には、必要に応じてタカラバイオ株式会社の代表 取締役、役員、執行役員などの出席を求めていますが、これら の会議体は、グループ全体の方針についての討議や、グループ 会社間の報告を目的としたものであり、同社の自主性・独立 性を妨げるものではありません。

※ 当社ウェブサイト「買収防衛策」参照。

http://ir.takara.co.jp/ja/Management_index/TakeoverDefense.html

リスク管理体制の状況

Message

取締役会の実効性の評価など、目に見える形でガバナンスが強化されています

籔 ゆき子

(2015年6月26日就任)

社外取締役

 当期より、社外取締役が2名となり、それぞれ社外の知見や多様性の視点から、取締役会をはじめ各会議体 において自由に発言しています。会議においては真摯な討議が行われ、これまで、企業理念や中期経営計画 を逸脱するような議案、議決はありませんでした。また、実効性のあるコーポレートガバナンスの取り組み として、取締役会の評価や監査役会と連携した働き方改革の現場徹底によるコンプライアンス向上など、 目に見える形でガバナンスの強化が図られてきました。

 次期は、7月の宝酒造インターナショナル株式会社の設立により、海外事業戦略の明確化と市場成長が 期待される一方で、海外子会社が増加し、グローバル視点でのガバナンスの徹底強化が課題でもあります。 当社の強みは、「発酵とバイオの技術をベースに差異化された商品の開発力」と「スピード感のある経営の 意思決定」、それを支える「誠実な人財、企業風土」です。宝酒造、宝酒造インターナショナルグループ、タカラ バイオグループという新たな体制のスタートに当たり、今後もそれぞれの事業会社にも広く目を配り、社外 役員として当社の強みを生かした企業価値向上に取り組んでまいります。

積極的かつ堅実な経営の実践と、コンプライアンス意識の高さを評価しています

吉田 寿彦

(2016年6月29日就任)

社外取締役

(5)

渡邉 酉造

(61歳)

山中 俊人

(56歳)

常勤監査役(社外監査役) 2012年 4月 (株)みずほ銀行営業店

業務第三部長

2013年 4月 同行グループ人事部審議役     6月 同行退職

常勤監査役(現職) 宝酒造(株)監査役

北井 久美子

(64歳)

監査役(社外監査役)

2005年 8月 厚生労働省雇用均等・児童家庭局長 2007年 8月 同省退官

中央労働災害防止協会専務理事 2011年 5月 同協会理事退任

2011年 6月 監査役(現職) 宝酒造(株)監査役

2014年 6月 勝どき法律事務所弁護士(現職)

三枝 智之

(61歳)

常勤監査役(社外監査役) 2011年 6月 農林中央金庫監事 2013年 6月 同金庫監事退任

監査役

宝酒造(株)常勤監査役 2017年 6月 常勤監査役(現職)

上田 伸次

(64歳)

常勤監査役

1976年 4月 当社入社 2001年 6月 秘書室長 2013年 6月 監査役

宝酒造(株)常勤監査役 タカラバイオ(株)監査役 2017年 6月 常勤監査役(現職)

大宮 久

(74歳)

代表取締役会長 1968年 4月 当社入社 1974年 4月 開発部長     5月 取締役 1982年 6月 常務取締役 1988年 6月 専務取締役

1989年 7月 バイオ事業部門本部長 1990年 4月 東地区酒類事業部門本部長 1991年 6月 代表取締役副社長 1993年 4月 酒類事業部門本部長     6月 代表取締役社長

2002年 4月 宝酒造(株)代表取締役社長 タカラバイオ(株)取締役会長(現職) 2012年 6月 代表取締役会長(現職)

宝酒造(株)代表取締役会長(現職) 2017年 7月 宝酒造インターナショナル(株)

代表取締役会長(現職)

仲尾 功一

(55歳)

取締役

1985年 4月 当社入社

2002年 4月 タカラバイオ(株)取締役 2003年 6月 タカラバイオ(株)常務取締役 2004年 6月 タカラバイオ(株)専務取締役 2007年 6月 タカラバイオ(株)代表取締役副社長 2009年 5月 タカラバイオ(株)代表取締役社長(現職)

Takara Bio USA Holdings Inc. 代表取締役社長(現職)     6月 取締役(現職)

柿本 敏男

(66歳)

代表取締役社長 1973年 4月 当社入社 1998年 4月 製造部長 2003年 6月 宝酒造(株)取締役 2004年 6月 宝酒造(株)常務取締役 2010年 6月 代表取締役副社長

宝酒造(株)代表取締役副社長 2012年 6月 代表取締役社長(現職)

宝酒造(株)代表取締役社長 2017年 6月 宝酒造(株)取締役(現職) 2017年 7月 宝酒造インターナショナル(株)

取締役(現職)

木村 睦

(54歳)

代表取締役副社長

事業管理、IR、人事、経理・シェアードサービス、 事業支援・IT推進担当

1985年 4月 当社入社

2002年 4月 タカラバイオ(株)取締役 2004年 6月 タカラバイオ(株)常務取締役 2007年 6月 タカラバイオ(株)専務取締役 2009年 5月 タカラバイオ(株)取締役副社長 6月 タカラバイオ(株)

代表取締役副社長 2014年 6月 取締役

宝酒造(株)専務取締役 2016年 6月 代表取締役副社長(現職) 2017年 6月 宝酒造(株)取締役(現職) 2017年 7月 宝酒造インターナショナル(株)

代表取締役社長(現職)

鷲野 稔

(62歳)

常務取締役

環境広報、総務、品質保証担当 1978年 4月 当社入社 2003年 4月 法務グループ

ジェネラルマネージャー 2012年 4月 総務部長

2014年 6月 取締役

宝酒造(株)取締役 2017年 6月 常務取締役(現職)

伊藤 和慶

(56歳)

取締役

1985年 4月 当社入社

2004年 6月 Takara Sake USA Inc. 取締役社長

2008年 4月 宝酒造(株)常務執行役員 海外事業本部長

USA Takara Holding Company 取締役社長(現職)

The Tomatin Distillery Co. Ltd. 取締役会長(現職)

2010年10月 FOODEX S.A.S.代表取締役(現職)  2013年 6月 取締役(現職)

宝酒造(株)取締役

    7月 Takara Europe Holdings B.V. 代表取締役社長(現職)  2014年 6月 宝酒造(株)常務取締役 2016年 6月 宝酒造(株)専務取締役 2017年 7月 宝酒造インターナショナル(株)

代表取締役副社長(現職)

吉田 寿彦

(62歳)

取締役(社外取締役)

2014年 7月 国税庁高松国税局長 2015年 7月 同庁退官

2015年 8月 吉田寿彦税理士事務所 税理士(現職) 2016年 6月 取締役(現職)

宝酒造(株)取締役

村田 謙二

(57歳)

取締役

1983年 4月 当社入社

2005年 4月 宝酒造(株)SCM部長 2010年 6月 宝酒造(株)取締役

技術・供給本部長 2014年 6月 宝酒造(株)常務取締役

調味料・酒精事業本部長 2016年 6月 取締役(現職)

宝酒造(株)代表取締役副社長 2017年 6月 宝酒造(株)代表取締役社長(現職)

籔 ゆき子

(59歳)

取締役(社外取締役)

2013年 4月 パナソニック株式会社 アプライアンス社 グローバルマーケティング プランニングセンター コンシューマーリサーチ担当理事 兼 グループマネージャー 2014年 3月 同社退社

2015年 6月 取締役(現職) 宝酒造(株)取締役

常勤監査役

1978年 4月 当社入社

2003年 6月 宝酒造(株)技術グループ ジェネラルマネージャー 2007年 4月 宝酒造(株)黒壁蔵工場長 2009年 4月 宝酒造(株)執行役員黒壁蔵工場長 2011年 4月 宝酒造(株)執行役員松戸工場長 2013年 4月 宝酒造(株)執行役員品質保証部長 2015年 6月 常勤監査役(現職)

宝酒造(株)監査役

コーポレートガバナンス

役員

(2017年7月3日現在)

取締役

(6)

 2017年3月、当社創立90周年事業の一環として、創業の 地である京都市伏見区竹中町に国内外のグループ社員を 対象とした研修施設「宝ホールディングス歴史記念館」を 開館しました。

 1842年に酒造業から始まった当社グループの事業領域は、 現在、バイオ事業、そして海外日本食材卸事業にまで拡がり、 また地域的にも、欧米・アジア・オセアニアで積極的に事業 活動を展開しており、人財も多様化しています。今後、当施設 を活用し、グループ全体が一体となって企業価値の向上に 邁進する風土を醸成するとともに、将来に渡ってグループを 支える人財の育成に取り組みます。

グローバル人財の育成

人財育成

品質管理

新入社員研修

宝ホールディングス歴史記念館

CO

2

排出量の削減

環境保全

創業の地に、研修施設「宝ホールディングス歴史記念館」を開館

 宝酒造では、食の安全・安心を確保するために全工場で 品質マネジメントシステムの国際規格ISO 9001の認証を 取得し、厳正な品質管理を実施しています。さらに、食品 安全マネジメントシステム規格FSSC 22000※の認証を

すべての工場で取得しています。

 また、原材料・栄養成分などを正確にお伝えするために、 厳格なラベル表示審査を実施しています。

※ 食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO 22000と、それ を発展させたISO/TS 22002-1(またはISO/TS 22002-4)を統合し、 国際食品安全イニシアチブ(GFSI)が制定したベンチマーク承認規格

酒類・調味料における品質管理

 タカラバイオの研究用試薬を製造する宝生物工程(大連) 有限公司、およびタカラバイオDSSインド株式会社では、品質 マネジメントシステムの国際規格ISO 9001の認証を取得し、 厳正な品質管理を実施しています。

 また、治験薬を製造する国内施設ではGMPに準拠した 品質管理体制を構築し、製造品に対して各種品質・安全性 試験を実施しています。

バイオ事業における品質管理

 宝酒造では、「ルールを守った節度ある飲酒」の啓発に取り 組んでいます。国内で販売する酒類製品には未成年飲酒、 飲酒運転防止の注意喚起のほか、妊産婦の飲酒への注意 喚起の警告も記載しています。さらに、「お酒おつきあい 読本」と題した冊子を発刊し、酒類の正しい知識・飲み方を 紹介しています。また宝酒造インターナショナルグループ でも、各国の規制に則りラベル表示や広告で適正飲酒に 関する警告・啓発を実施しています。

 宝酒造では、生産工程で使う蒸気を作るために重油やガス を、容器への製品充填などの工程で電気を使用するほか、 工場からの商品物流においてもCO2を排出しています。

 2017年3月期は、高効率ボイラーへの転換や消費地生産 の徹底による転送抑制などに努めた結果、生産部門では 前期比で原単位が7.6%、総量で1.0%の削減となりました。 物流部門では原単位は増減なしとなったものの、生産量の 増加により総量は5.2%の増加となりました。

社会行動

社会貢献活動を通じた環境保全

「宝酒造 田んぼの学校」での 草取り

 宝ホールディングスでは、公益信託「タカラ・ハーモニスト ファンド」を1985年に設立し、以降毎年、自然環境保護活動 や研究に取り組む団体や個人に対

して助成を行っています。2017年 3月期までの助成先数は延べ333件、 助成金累計は約1億59百万円です。  宝酒造では、2004年から、次世代 を担う子供たちに自然の恵みの ありがたさや生物多様性の大切さ を伝える「宝酒造田んぼの学校」を 開校しています。

 酒類業界にとって、空容器問題は重要な課題です。宝酒造 では、新たな容器の発生を回避する「はかり売り」を実施する など、容器の4R(リフューズ:発生回避、リデュース:減量化、 リユース:再利用、リサイクル:再資源化)を推進してい ます。「はかり売り」に関しては、1998年の開始以来2017年 3月までに、2.7ℓペットボトルで約866万本、段ボールで約 217万枚を節約することができました。

4Rの取り組み

 タカラバイオでは、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制 による生物の多様性の確保に関する法律」(以下「カルタヘナ 法」)などの法令遵守に努めています。「遺伝子組換え安全 規定」を定め、社内に設置した「遺伝子組換え安全委員会」 が厳格に審査し、生物多様性ならびに安全と健康の確保に 取り組んでいます。

 カルタヘナ法に該当する研究用試薬の販売においては、 使用者に法令遵守の注意喚起をしています。また、必要に

遺伝子組換え生物に関する規制の遵守

TOPICS

 タカラバイオでは、各種法律、関連団体の定めるガイドライン の主旨に則った「動物実験に関する指針」および「動物実験実 施規則」を策定し、適正な動物実験の実施に努めています。  2017年3月、社内の動物実験施設が、動物実験の自主 管理および動物愛護への配慮のもと、科学的観点に基づく適 正な動物実験などを実施していることを評価され、公益財 団法人ヒューマンサイエンス振興財団の動物実験実施施 設認証センターから認定を受けました。

動物福祉への配慮

水使用量の削減

 宝酒造では、お酒の原料としてはもちろんのこと、装置や 容器の洗浄、アルコール蒸留、商品の冷却などにも水を使用 しており、これらの工程において再利用や節水に努め、使用 量の削減に取り組んでいます。2017年3月期は生産設備の 洗浄方法の改善などを進めた結果、原単位は前期比で8.2%、 総量でも1.5%の削減となりました。

適正飲酒の啓発

 海外で活躍できる人財の育成を目的として「海外業務実習」 を実施しています。海外グループ会社などにおいて実務 を経験することで、新たな視点獲得による目標感の向上、 ビジネスに必要なスキルや語学の習得を図っています。 さらに、新入社員研修においても「グローバルコミュニケー ション研修」と「英語力測定試験」を行い、海外事業を担う 人財の育成に取り組んでいます。

 社員の自己啓発支援においても、語学系講座の通信教育に ついては複数受講を認めているほか、内定者に対しては、内定 期間中の英語学習プログラムの提供などを行っています。  これらの取り組みを通じて、グローバルな事業を積極的 に展開していくための社内風土醸成を図っています。

参照

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